理系20代の日常レポート

「こんな情報が知りたい!」と自分が思ったことを本能の赴くままに書いてみようと思います。カメラ/旅行/家電/日常/科学関連の話題が多めです。

【2018年】私の失敗談から学ぶ初心者の仮想通貨投資の始め方【運用手法】

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友人が「暗号通貨を始めたい」というので、いろいろとアドバイスしてきました。2018年の今から始めても儲けられるの??バブル崩壊しない??リスクヘッジはどうすべき??どのように運用すべき??などなどの疑問に答えてきましたので、紹介したいと思います。

 

仮想通貨の時価総額はすでに約90兆円

仮想通貨の時価総額は2018年1月現在、おおよそ90兆円をわずかに下回る規模にあります。 これから仮想通貨に投資して利益を出したいのなら、この約90兆円という規模が今後も膨らむのか、あるいはこの金額が限界なのか、はたまたすでにバブル状態で今後縮小していくのかを考える必要があります。

 

90兆円と言われても想像がつかな過ぎて良く分かりませんよね? 比較対象を挙げますと、例えば世界4位の規模を持つ日本取引所グループ (東証などが所属) の株式の時価総額が約700兆円です。

 

また日本に限らず、世界中の株式の時価総額を合計すると8000兆円を超えると言われています。

 

つまり暗号通貨は世界中の株式時価総額の約1%程度の規模まですでに成長済みであるということです。

 

株に投資している全投資家が資産の数%でも仮想通貨に流すのであればまだある程度は成長の余地があると考えることができるでしょう。そう考えるのであれば投資する価値は十分にあります。一方で、実体がないと揶揄される仮想通貨が、日本取引所グループの時価総額の1/10の規模にあるということを異常だと考えるのであれば、投資は控えておいた方が良いでしょう。

 

お金はいくら投入する??

仮想通貨に投資する!!と決心できたら、次に決めないといけないのは投資する金額です。リスクとベネフィットのバランスが重要ですので、自分に合ったリスク許容度に応じた金額を投入すべきです。

 

当然、大金を投入したほうが大きな利益が期待できます。しかし一方で、株式とは比較にならないくらい価格変動が大きいですので、大きな投入額がそのまま大きな損失となる可能性があります。

 

じゃあ少額にすれば良いのか、と言われると必ずしもそうではないでしょう。少額にすればもしもの時の損失額が小さくなりますが、当然大きな利益は期待できません。

 

ここで過去に学んでみましょう。

 

株投資だと継続して年10%で利益を出し続けられれば天才と言われています。年10%の利益を出し続ければ、利益を再投資に回せば、約7年後には資産が2倍になります。そしてそのまま継続した場合、25年後におよそ10倍の資産となります。

 

一方、仮想通貨業界のここ数年の成長スピードは株とは比較になりません。かなり低めに見積もっても年間900%の成長率を有していますから、1年間で資産が10倍になります。

 

つまり今まで、仮想通貨投資は株式投資の25倍以上の速度で利益を出せたのです。この成長スピードが今後も続くと仮定するならば、1万円の投資が2年後には100万円になりますし、100万円の投資であれば2年後には1億円になっているということなのです。

 

長期投資を行えば行うほど、初期投資の金額の違いが大きくなってくるということです。

 

ただしこの成長速度はあくまで過去のものですから、今後どうなるかは誰にも分かりません。ちなみに私は時価総額の規模を考えるとさすがに成長スピードが鈍化してくると考えています。ただ成熟しきった株式業界と比較すればまだまだ早い成長スピードを維持してくれるのかなと楽観的に考えています。

 

一方、リスクとしては、最近巷で噂されるバブル崩壊が挙げられますね。チューリップバブルを超えて史上最悪のバブル崩壊が起こるのではと恐れられていますから、株式投資とは異なり最悪投資した金額が99.99%消失すると考えておいて良いでしょう。

 

ちなみに今後バブル崩壊するのかはわかりません。バブル崩壊する可能性があるということは承知の上で投資を行いましょうね。

 

総括すると、リスクをとってでも億万長者を目指すのであれば初期投資額を大きくすべきです。一方、億万長者を目指すわけではないけど、株式投資以上の利益を期待している、というのでしたら無くなっても許せる範囲のお金だけを投入すべきでしょう。それでも株式投資の数十倍の速度で利益が得られるのですから。

 

初期投資をどのように行うべきか

私の失敗経験をもとに結論を書きます。

 

「投資予定額の80%程度を数回に分けて数日ごとに買っていく。残りの20%は暴落相場まで保有しておく」が良いでしょう。最も効率良くリスクヘッジにつながると確信しています。

 

同額を数回に分けて数日ごとに買っていく、というのはいわゆるドルコスト平均法という手法ですね。ただし株式投資などでは「毎月コツコツ3万円ずつ投資する」みたいな形をとりますが、暗号通貨投資では「数日ごとにコツコツ〇万円ずつ投資する」みたいな形をとりましょう。上述しましたが、仮想通貨は株式の数十倍の速度で成長しているからです。「毎月コツコツ」だと機会損失が大きくなりすぎてしまいます。

 

例えば1年間で資産が10倍になるということは、一日で資産が平均0.65%、一月で資産が平均23%増加するということです。100万円を投資しようと決意している人が毎月20万円ずつしか投入しないのは非常にもったいないということですね。

 

また本来ののドルコスト平均法は 「毎月コツコツ3万円ずつ数十年間継続的に投資する」ような形をとりますが、仮想通貨の場合、数回に分けて投資したらあとはほったらかしにしておくべきです。なぜなら成長スピードが速すぎて数年後に投資しても資産総額への影響がほとんど無くなるからです。それならば初期の段階で多くのお金を投入しておくべきなのです。

 

とは言いつつ、暗号通貨は騰落が非常に激しく、昨年も最大50%程度の価格下落が数回生じました。そのような場面に備えて、一部の資産は日本円で保有しておき、資産が初期投資額よりも大幅にマイナスになった際に追加投資できるようにしておくのが良いでしょう。

 

ちなみに20%程度の日本円を持った状態だと、心の余裕が生まれます。追加投資できない場面だと「やばい...。資産が半分になった...。損切りすべきか...?? 吐き気がしてきた...。」ときっと思うのですが、追加投資できるお金を持った状態であれば「もっと下がれ~~♪ あと20%下落したら20万円分追加投資してやるぜ~へへへ~♪」と思うのです。

 

心の余裕は冷静な取引判断に繋がりますから、騰落幅の大きさに慣れていない初心者は必ず一部の余裕資金を日本円で保有しておきましょう。

 

ちなみに資産が年間約10倍になると仮定しても、資産が2倍を超えるまでに平均4ヶ月弱程度かかります。つまり定期的に50%の下落場面がくるということは、投資を初めてから4ヶ月を超えるまでは資産が元本を下回る可能性を常に持っているということです。2倍のラインを超えると例え定期的な暴落が来ても初期投資額を下回らなくなりますから、一気に心の余裕が生まれます。そのため初心者は最初の4ヶ月が投資のキモだと思ってください。

 

国内の取引所は使わない

積極的に海外の取引所を利用しましょう。理由は国内の取引所は手数料が高すぎるからです。

 

なお国内取引所は「手数料無料!」とよく宣伝していますが、騙されてはいけません。確かに手数料は無料なのですが、「この通貨を買うなら1000円、逆に売るなら900円」というような『スプレッド』(売買時の価格差) がとても大きいのです。手数料が最初から通貨の値段に組み込まれているということですね。空港でドル円を両替するときと同じような感じです。

www.rikei20.com

 

それに比べると海外取引所は手数料が1/10以下だったりしますから、積極的に利用しない手はありません。どこの取引所がおすすめなのかや、口座開設の仕方などはGoogle先生に聞けばいくらでも出てきますので頑張って調べてみてください。

 

と、いいつつ基本的に海外取引所は日本円で仮想通貨を購入することが出来ません。そこで以下の手順を踏んでください。

 

  1. 日本の取引所に口座開設をする
  2. その口座に日本円を振込入金
  3. その口座で日本円を使ってビットコイン、あるいはイーサリアムを買う
  4. そのビットコイン/イーサリアムを海外取引所に開設した自分の口座に送金
  5. その海外口座でビットコイン/イーサリアムを使って好きな仮想通貨を購入する

 

という流れです。初心者さんからすると結構ハードルが高いように感じますが、実際はそんなに難しくないです。こちらもググれば方法はいくらでも出てきますよ。

 

日本の取引所は使いたくないのが本音ですが、この方法だと国内取引所も使わざるを得ません。国内の取引所の口座開設は本人確認に非常に時間がかかりますから、手当たり次第に口座開設を申込み、早く開設できた口座でビットコインを購入するのがいいですね。

 

何度も書きますが、1月経つと平均して資産が123%程度に膨れ上がりますので、口座開設をただ待っているのは機会損失です。本当にやる気があるのなら一気に全ての取引所に申し込みましょう。

コインチェック

Zaif

bitflyer

GMOコイン

 

利用する取引所は分散させる

暗号通貨の最大のリスクは2つあります。一つはバブル崩壊、もう一つは暗号通貨の盗難です。

 

要はハッキング被害ということですね。先日韓国の取引所が、(おそらく)北朝鮮から攻撃を受けてビットコインを盗まれ、倒産するという事件がありました。この取引所に預けていた通貨はきっとほとんど返ってこないでしょう。

 

そのため、取引所に仮想通貨を置きっぱなしにするのであれば利用する取引所は複数に分散させましょう。

 

ちなみに取引所には通貨を預けずにPCのデスクトップウォレットやハードウェアウォレット (USBメモリみたいな形の機械) に資産を保管するのが最も安全だと思います。

 

デメリットはハードの故障でしょうか。

 

私はバックアップした秘密鍵は紙に印刷&USBメモリに保存して自宅保管しています。

資産は自分で守るべしです。

 

↓人気のハードウォレット

どの仮想通貨を購入する??

仮想通貨はビットコインだけではありません。

 

CoinCap.ioというサイトで、様々な仮想通貨を時価総額順にリアルタイムで並べてくれていますので一度見てみましょう。

 

聞いたこともないような仮想通貨のオンパレードですね。ビットコイン以外の全ての仮想通貨を総称してアルトコインと呼ぶのですが、基本的にはこれらアルトコインにも投資していくのがリスクヘッジになるでしょう。

 

私であればビットコインを含めた30種類程度の仮想通貨全てに均等に投資します。100万円投資する場合であれば、1通貨につき3万円ずつ投資していくということです。

 

こうすることで、仮想通貨の中でも投資を分散させることができます。分散させることで特定の通貨に肩入れすることが無くなりますから、リスクが高いと言われる仮想通貨投資のリスクを少しばかり下げることが出来ます。

 

一つの通貨に一極集中投資することは、大きな利益を生み出す可能性がありますが、逆に大きな損失につながる可能性があるということです。

 

その点、多数の通貨に分散投資していれば「仮想通貨の市場全体に投資している」という意味合いが強くなってきます。そのため仮想通貨市場全体が成長すれば、特定のコインが暴落しても、全体では問題なく利益を得られるのです。

 

どの通貨が優れているのかは、手間でしょうが一つずつググってみてください。

 

初心者は基本的に売却取引しない

上級者でない限り、暗号通貨は売買すればするほど損失が大きくなる可能性が高いです。

 

例えば、ある通貨が暴落した場合、株と同じノリで「損切り」をしたとします。株式投資であれば損切りしてもいいのでしょうが、暗号通貨は暴落した直後に暴騰して、元の値段以上に高騰することが多々あります。そのため「バブルが崩壊した」と思うまでは損切りは一切しない方が結果的に優れたパフォーマンスを得られることが多いのです。

 

逆に例えば数日で5倍程度まで価格が高騰した場合、株であれば利益確定したいですよね? でも利益確定のために売却した後に、さらにぐんぐん価格上昇するのは日常茶飯事です。ということで目標額に達するまではガチホ (「ガチでホールドし続ける」の略。売却しないということ) するのが正解ではないでしょうか。

 

追加投資しない

5倍10倍と利益が得られてきたら、本来なら最初に投資した元本を引き出すのが正解です。ただ人間とは欲深いもので、「こんなに利益が出るならもっと追加投資すればいいんじゃね??」と思ってしまうのです。

 

つまり元本を引き出すどころか逆に日本円を投入したくなるのです。これはアホのすることですね。それならば最初からそのお金を投資に回しておくべきなのです。

 

最初100万円を投資して1000万円に増えたから、調子に乗ってもう100万円追加投資する...。本当にアホですね。最初から200万円投資しておけば2000万円になっていたのです。900万円の機会損失な上に、リスクが元本100万円から元本200万円の2倍に跳ね上がったのです。

 

投資は後悔の無いように計画的に行いましょう。

 

チャットや掲示板は見ない

取引所には取引を煽る目的でチャットコーナーがあります。基本的には発言者の利益になる (= 読者の損になる) ような発言しか流れてこないので、一切見ない方がいいです。

 

「有名人の〇〇が〇〇って通貨のこと話題にしてたぞ!」とか「〇〇って通貨が買い時だぞ!」とかそんな煽りばっかです。そういう書き込みは投資判断を誤らせます。

 

確定申告は必須

雑所得になりますから、株式投資と違って確定申告が必須です。ただ今年初めて仮想通貨で確定申告を行う人が激増しますから、来年の確定申告時にはきっと確定申告の方法についての情報がインターネット上に溢れかえっていることでしょう。

 

そのためそんなに心配しなくていいと思います。私も損益自動計算ツールを作成していますので、どうぞご利用ください。

www.rikei20.com

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私の失敗談

私の後悔している点を挙げます。今でこそかなり利益が出ていますが、最初の半年くらいはかなりキツい時期を過ごしました。

 

  • 追加投資できないくらい最初に全力投資した
  • 特定の通貨にかなり偏らせて投資した
  • 国内取引所の手数料の高さに気づかず、売買を繰り返してしまった

 

主にこの3点のせいで、仮想通貨全体の時価総額はどんどん上昇していくのに、自分の資産はむしろ元本割れ、という時期が半年近く続きました。

 

ただ私のように愚かな取引をしなくても、やはり最初の半年くらいはしんどい思いをする方が多いと思います。資産は複利で増えていくからです。 

 

資産が2倍まで到達すれば一気に余裕が生まれてきますが、そこまでが大変ということですね。

 

バブル崩壊さえなければまだまだ利益を得ることは可能だと私は信じています。もちろん自己責任ですので、私の意見は鵜呑みにしないでほしいのですが、同意してもらえる方はすぐに口座開設を行いましょう。

 

上記+αのような説明を受けた友人も今口座開設中とのことです。結果は定期的に報告してくれるとのことなので彼の資産変動を楽しみにしつつ、私ももうちょっと資産を増やして徐々に利益確定していきたいなと思っています♪

 

www.rikei20.com

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