2017年6月にハワイのオアフ島ホノルル市ワイキキ周辺で開始された自転車レンタルサービスBIKI (ビキ)。2017年10月のハワイ旅行で実際に使って来ましたので、詳細な使い方をご紹介したいと思います。超便利だったのに最近導入されたからか、ほとんど誰も使っていなくて超もったいなかったよ~。みんな使おうぜ!! (現地の交通ルールは守ってね!)
前編の記事でユーザー登録の方法を紹介しましたので今回の記事はレンタルの方法と返却の方法を紹介していきますよ!
※前編記事
BIKI (ビキ)とは
BIKIは非営利団体Bikeshare Hawaiiが運営するレンタサイクルのことです。最大の特徴は店舗型ではなく、道路上に自転車が設置されているだけの超簡易型レンタル自転車サービスであるという点です。
投稿テスト #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
このようなステーションで簡単に自転車をレンタルできます。
※全天球画像です。ズームや視点変更が出来ますので雰囲気を掴んでみてください。
公式HPMap of Biki Stops - Biki | Bikiより引用、改変
ステーションはこの地図の各印の場所に設置されています。BIKIの自転車 約1000台がホノルル市内の約100ヶ所にわたって高頻度、広範囲に設置されているとのことです。
一度登録しさえすれば次からレンタルに必要な時間は1分もかかりません!これだけ簡単に借りられればホノルルやワイキキ内の散策・移動には最適ですよね!
特徴は、約100ヶ所あるどのステーションにでも乗り捨て可能である点です。最寄りステーションから目的地の最寄りステーションまで移動して、そこで乗り捨てることが可能ですので、盗難の心配がほとんどありません。
※盗難された場合、1200ドルの賠償金が必要ですので、ステーション間の移動でのみ使用しましょう!防犯上、自転車をステーション以外の場所に一時放置するような使い方はしてはいけません。
BIKI使い方完全攻略マニュアル
2. レンタル
さて!前回の記事でユーザー登録が完了したと思いますので、実際にレンタルしてみましょう!
端末操作
BIKIの各設置場所(ステーション)に必ずこのような端末がありますので、画面にタッチ。
投稿テスト #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
この全天球画像だと、タンクトップのお兄さん2人が操作している端末ですね。
すると、このようなスタート画面が表示されます。
ユーザー登録済みですので、「I have a pass (チケットを購入済み)」をタッチしてください。
※今回も「English」の状態での説明になります。超絶簡単なので、いちいち日本語に変更するのは時間の無駄です。
なおこの端末ですが、反応が非常に遅いです。タッチしたあとに、枠の周りにこのような点線が表示されていると正常にタッチ出来ていますので、常にこの点線を確認しつつ操作してみてください。
「Please insert and then withdraw your credit card or membership key. (クレジットカードか会員証を挿入してから、引き抜いてください。)」と表示されます。
ユーザー登録時に使用したクレジットカードを差込口に挿入して1秒ほど待ってから引き抜きましょう。
Validating identity... (登録情報の問い合わせ中...)
あなたの使用状況と暗証番号発行画面です。左部の「Current balance:」に残り使用可能時間が表示されています。 BIKIをレンタルする場合は右部の「Get New Ride Code (レンタルするための暗証番号を発行する)」をタッチしましょう。
最後の画面です。5桁の暗証番号が発行されましたね。この写真では左部の「31233」が暗証番号になります。記憶できたら右下の「I'll remember it! (この5桁の暗証番号を覚えました)」 を押して端末操作は終了です。5桁の数字が覚えられない方は右下の「Print」をタッチすれば番号が印刷されますよ。
ロックの解除
端末操作が完了したら、自転車のロックを解除しましょう。ステーションに停まっているどの自転車でもOKですので、車輪止めの左部についているボタンに、先ほど発行された5桁の暗証番号を入力しましょう。
①②③のボタンを押せばOKです。押す度に「ビッ」という音が鳴ります。
正しく入力が終わると「ビーーッ」という音と共に黄色のランプが点灯します。画像だと見えにくいですが、実際はちゃんと光っているのが見えるので安心してください。
※「ビーーッ」と鳴り終わった後、3秒くらい無反応が続きますので不安になりますが、落ち着いて待ちましょう。
再度「ビーーッ」と鳴り、緑色ランプが点灯します。
そしたら、自転車を力一杯引き抜いてください。めっちゃ固いのでビビりますよw
無事に引き抜けました!!
あとはハワイでのサイクリングを楽しんでください!右側走行ですのでご注意くださいね。それと一方通行を逆走するのは厳禁です。
フロントライトとリアライトが点滅しますので、夜間の走行も可能です。
返却
返却はとても簡単です。目的地の最寄りステーションの空いているスタンドにBIKIを差し込むだけです。ただし自転車をスタンドに軽くぶつける気持ちで勢い良く差し込みましょう。
せーの...
ほいっ! (ガシャンッ!!)
「ビッビーーッ」という音とともに緑色ランプが点灯すれば返却完了です!数秒待っても変化なしの場合は差し込む力が足りていません。再度強めに差し込み直してみましょう。
3. 現地でステーション検索
BIKIはホノルルの約100ヶ所に配置されているとはいえ、ステーションが具体的にどこにあるのか気になりますよね?もしくは返却したいステーションに自転車の空きが無かったらどうしようかと不安になりますよね?
そんな場合はBIKIの公式アプリをスマホに導入しましょう。もちろん現地でインターネット接続できる環境のある人限定になってしまいますが...。
iOS用
Android用
このアプリを導入すれば、地図上にステーションの位置と、各ステーションに停まっている自転車の数と空いているラックの数が表示されます。
GPS機能をONにすれば現在地も出ますので、非常に使い勝手の良いアプリです。ぜひ使ってみてください。
さいごに
BIKIは最近始まったサービスらしいですが、本当に便利でしたよ。ワイキキビーチ近辺だけでしたらバスや車が完全に不要になります。
ただ現地の交通ルールは絶対厳守してくださいね。特にワイキキは一方通行が多いので逆走しないようなルートを考えてから使用しましょう。大変危険ですし、アジア観光客のイメージダウンに繋がってしまいます。なお一方通行かどうかはGoogle Mapをみれば簡単に確認できます。
また万一の事故に備えて海外旅行保険に加入することもおすすめします。自転車事故が保険の範囲に入っているかは各保険会社に電話等で問い合わせれば教えてくれますよ。
では現地で楽しんで来てくださいね~。Mahalo~。
※前編記事
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