理系20代の日常レポート

「こんな情報が知りたい!」と自分が思ったことを本能の赴くままに書いてみようと思います。カメラ/旅行/家電/日常/科学関連の話題が多めです。

32歳会社員は45歳までに1億5千万円貯めて仕事を辞めたい

ブログ名詐欺で恐縮ですが32歳になりましたげがんげんです。

 

この度は2022年4月、社会人9年目の我が家の家計状況についてお話したいと思います。

 

まずは我が家の状況から。ここ3年ほどほとんどブログ更新出来ていませんでしたが、その間に劇的に状況が一変しました。子供が産まれたのですね。そのため同一家計の家族は、夫であるげがんげん、共働きの妻、1歳の子供の3人構成となりました。

 

収入

妻も私も大学院修士卒ですので24歳から初任給24万円程度で働き始めました。現在の年収は税引前でげがんげんが700万円、妻が600万円です。ただし7年目後半で妻が産休と育休に入り、そこから1年半後の現在まで私の一馬力でやりくりしています。

 

ただもちろん妻の産休・育休手当は雇用保険から頂いていますので厳密にはほぼ二馬力です。働いていた時の毎月の平均給料の67%が「非課税」で育児休業給付金として支給されますから産休・育休中の妻の毎月の手取りはほとんど下がっていないのですね。さすがにボーナス分の収入が減少しましたが、その程度の収入減で済んだのは大変ありがたいことでした。ですので子供が産まれてからも貯蓄ペースはほとんど減りませんでした。

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厚生労働省webサイトより

支出

次に支出です。現在のげがんげん家の出費は平均すると毎月30万円程度です。ただし車の購入費だけは除きました。車の維持費は含みます。

 

  • 家賃10万円
  • 光熱費2万円
  • 通信費2
  • 掛け捨て就業不能保険、掛け捨て生命保険8
  • 食費5万5千円
  • 日用品4万円
  • 車の維持費3万円
  • 娯楽費3万円
  • その他子育て関連費用など...

 

毎月の支出はこういったところです。もちろん毎月の支出にはばらつきがありますので、均すとこれくらいということですね。

 

資産額

さて、こうなると30万円の生活費と家族のお小遣い分はげがんげんの稼ぎで完全にまかなえますから妻の手取りが丸々貯蓄となります。妻の年収は約600万円ですので税引き後で毎年450万円程度の手取りですね。もちろん入社直後はそこまで年収が高くありませんでしたし、結婚関連の大きな出費や車の購入のための大きな出費がありましたから、450万円の貯蓄を社会人になってからの8年間ずっと維持していたわけではありません。

 

それでも現在、げがんげん家の資産は夫婦合わせて約4500万円あります。夫婦共通財布に2600万円、夫婦個人財布に合計1900万円という内訳です。

【450万円×8年=3600万円】という計算額を大きく超えているのは資産運用で増やしたからですね。家計簿を見返すと8年で現金2800万円程度を自分達で貯めていました。それをせっせと現金以外の資産に置き替え、そして日本円換算で1700万円ほど増やしたということです。

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相場が好調だったこともあり、40歳で1億5千万円貯められるペースだが...。2回大きく落ち込んでいるのは結婚式と車を買ったため


この1700万円を生み出した資産運用は社会人3-4年目から開始しました。結婚式関連費用を貯めるため最初2年は投資どころではありませんでしたし、妻に投資の知識をインプットして家族一丸となって資産運用を開始するのに3年かかったためです。幸い、妻が大変合理的な頭脳を持っているため、現在の妻は資産運用に大変協力的です。

 

目標

そんなげがんげん夫妻の現在の目標は45歳で1億5千万円貯めることです。格好つけずに正直に書きますが、夫婦ともに会社生活がキツいので1日も早く会社を辞めたいのです。

 

1億5千万円貯めてさらに夫婦合わせて1千万円程度の退職金をもらえれば、資産運用を継続することで生活水準を落とすことなく老後までやっていけると判断しています。目標まであと13年ですが、さてどうなることでしょうか。貯蓄額はコントロールできますが短期の資産運用成果をコントロールすることはできませんから、良い相場環境が続くことを祈るばかりですね。現在は我が家全体で4500万円分の資産を保有しており、13年あれば妻の協力のもと5000万円は追加貯蓄することができますので、そこにさらに資産運用で5500万円増やすことができれば達成できる計算です。比較的現実的な利回りで達成可能ですが、リスク管理を適切に行って退場しないようにだけしたいと思います。

 

子育て費用は...?

ただしこれから子育て費用がどんどん必要になりますね。誤解を恐れずに言うと子育ては資産形成にはマイナスに作用します。げがんげん夫婦はそれぞれ国立大学院を修了していますので、サラリーマンとして生きていく場合の大学進学の重要性は理解しているつもりです。そのため子供に良い大学に行ってほしい気持ちはあります。東京大学を筆頭とする旧帝大に進学して欲しい、というような夢を持っていないことも無いですが、私自身は貧困家庭で育って塾に行かずに独学で勉強して大学進学しましたので子供に多額の教育費を投資して教育することには懐疑的です。もちろん教育費に対してケチケチするつもりはないですが常識の範囲内で子育てしていこうと思います。これからの収入増加分と養育費を相殺していきたいですね。

 

私の45歳到達時はまだ子供が中学生ですから、ひょっとすると余裕を見て1億6千万円程度貯めてから会社を退職するという選択を選ぶかもしれませんが、それはまたの機会に考えましょう。

 

以上、げがんげん家の家計状況でした。節約志向のパワーカップル夫婦の一例として見ていただければと思います。それではこれからも温かく見守って頂ければ幸いです。

 

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