2022年現在、3割規制によりふるさと納税の旨みが減って久しいですね。実質2000円の負担で色々な特産品を頂けることは大変ありがたいですが、流行り始める5年以上前からやっている私としては少々物足りないのも事実です。
そこで最近私が取り組んでいるふるさと納税攻略法をご紹介したいと思います。特産品を頂くという普通の戦略を辞めて、完全なポイ活戦略に舵を切っています。
まず何をやっているかご説明すると、「複数自治体に細かくふるさと納税することで楽天市場のポイント還元率を最大9%程度引き上げた上で、高額商品のお買い物をしてたっぷり楽天ポイントをもらう」です。
確定申告する気があるなら9%のポイント上乗せ、確定申告する気が無くても5%のポイント上乗せができます。うまくやれれば最終的にポイント還元率20%弱程度で高額商品を買うことができますね。
ポイ活概要
楽天市場は定期的に色々なキャンペーンを実施しています。その中でも月1回程度のペースで実施している「お買い物マラソン」というイベントに参加することで上述のポイント上乗せが出来ます。
ここに、可能な範囲で次のキャンペーンを上乗せしていきます。
- 5の倍数の日にポイント還元率アップ
- 楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナが試合に勝った翌日にポイント還元率アップ
- 3980円以上の購入でポイント還元率アップ
- 楽天モバイル契約でポイント還元率アップ
- 楽天カードでの決済でポイント還元率アップ
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることでポイント還元率アップ
- 楽天市場のスマホアプリから買い物をすることでポイント還元率アップ
楽天モバイルは基本料無料ですから、無料で回線維持をすることができます。他にも楽天証券や楽天トラベル、楽天ビューティーなどを利用すると還元率が向上するキャンペーンもありますね。
エントリーが必要なキャンペーンと不要なキャンペーンがありますので、買い物前のエントリー忘れにご注意ください。
さて、こうやって基本となるポイント還元率を上げた上で、お買い物マラソンに参戦するのですね。
ちなみに最重要イベントである「お買い物マラソン」もエントリーが必要ですので絶対に忘れないようにご注意下さい。
具体的な方法
まず、もともと楽天市場で購入予定だった商品を楽天のスマホアプリを使って購入していきます。複数の商品を購入しても大丈夫です。ただ買う予定が無かったものを無理矢理買うのは本末転倒ですから辞めましょうね。
ちなみにこの段階で購入合計額が3万円は超えておかないと、普通のふるさと納税戦略よりも効率が悪くなるので要注意です。
ざっくりですが、3万円ならふるさと納税の還元率3割、4万円なら4割、5万円なら5割...となっていきます。
次にいよいよ楽天市場でふるさと納税していきます。この時にお買い物マラソンを最高効率で行うために、1000円ずつ色々な自治体に寄付していくことを強く推奨します。
ふるさと納税特設ページに行き、寄付金額の安い順にソートをかけます。
するとさまざまな自治体の1000円の寄付商品がヒットします。1000円という低価格ですから「返礼品なし」という純粋な寄付商品が多いのですが、一部の寄付商品には少しの返礼品を頂けるものが存在しますので、そういうものをピックアップします。
2022年現在では、レトルトカレー1食分、コーンスープ2杯分、ドリップコーヒー2杯分、お茶、ドーナツ、羊羹などがヒットしますね。
実質300円以下のお値段のものばかりですので正直魅力に欠けるのは仕方ないのですが、ポイント獲得が主目的ですので妥協しましょう。
もし妥協出来ない場合は寄付金を2000円や5000円などに少し引き上げて検索してみれば良いですね。
さて、そういうものを「自治体が重複しないように」して購入していきます。
すると、ふるさと納税商品を購入するごとにすでに購入済みの商品全体のポイント還元率が1%ずつ向上していき、楽天ポイントが追加で大量にいただけるのです。
場合によっては1000円のふるさと納税で1000ポイント以上頂くことができますね。こうなると、キャンペーンの上限まで、やればやるだけお得になります。
私が購入したもの
この戦略を毎月繰り返しながら、げがんげんは2022年に入ってから以下の商品を超高還元率で購入しました。
- Apple Gift Card 14万円
- ヘルシオホットクック 6万円
- 子供用の布団セット 6万円
- 子供用のチャイルドシート 3万円
- シーリングライト 1万円
- 不織布マスク 1万円
- 液晶テレビ 5万円
- 包丁 2万円
Apple Gift CardはiPhone、iPadやMacなどのあらゆるアップル製品の購入に使用できますからアップルユーザーであれば非常におすすめです。
ふるさと納税の枠を消費することにはなりますが、実店舗ではほとんど割引されないアップル製品が最終的に15%前後の割引価格で購入できると言っても過言ではありませんね。
注意点
すでにいくつか注意点を述べていますが、それ以外にもさらに注意点がいくつかあります。
寄付先の自治体の数
確定申告する気が無い場合、自治体は5ヶ所までに抑えなければなりません。年間 (1月〜12月) を通して6ヶ所以上の自治体にふるさと納税した場合は確定申告が必須になります。
各キャンペーンのポイント上限額
各キャンペーンにはポイント付与の上限額があります。例えばお買い物マラソンでしたら、上限7000ポイントです。
そのため実は合計7万円を大きく超えるような金額のお買い物をしてから本戦略を実施すると、マラソンの途中でポイントが上限に達してしまいます。上限に達するとポイント付与予定額の表示がガクッと下がりますので、そうなったらお買い物を中断しましょう。
期間限定ポイント
またこの戦略で入手できる楽天ポイントの半分程度は期間限定ポイントとなります。有効期限2ヶ月弱ですので、使い道を決めてから本戦略を実施しましょう。
毎月この戦略を実施するなら、次回のお買い物マラソンの際に期間限定ポイントを消費していきましょう。もしくはいくつかのドラッグストア、家電量販店、ガソリンスタンド、飲食店などの実店舗で楽天ポイントを使用することができますので、日常生活の中で期間限定ポイントをガンガン使用していきましょう。
Apple Gift Card
また上記でおすすめしたApple Gift Cardの注意点です。Apple Gift Cardの初回購入は上限1万円に制限されており、さらに初回購入してから45日経過しないと購入可能額の上限が撤廃されないという迷惑なルールがあります。詐欺被害防止のためですね。
さらに、特に初めて楽天カードでアップルギフトカードを購入する際に認証エラーが多発します。数時間ロスすることもありますので、時間に余裕を持って購入しましょう。
おまけ:通常ポイントの使い道
獲得した通常ポイントは、楽天カードの銀行口座引き落としに充当することができます。
細かな話ですが、楽天市場での買い物時にポイント値引きしてしまうとポイント付与額が低下してしまいます。そのためお買い物の際は通常ポイントは極力使わず、口座引き落としの際に使うようにしましょう。
おわり
以上、げがんげんのポイ活戦略のご紹介でした。明らかにふるさと納税の不適切な活用法ですので、近日中に規制されるかもしれません。2022年4月現在の戦略ということでご了承くださいませ。
ひっさしぶりに新規家電購入しました!これで料理の時短を目指します! pic.twitter.com/BgxrNncQuV
— げがんげん@はてなブログ (@77Gegangen) 2022年1月16日