理系20代の日常レポート

「こんな情報が知りたい!」と自分が思ったことを本能の赴くままに書いてみようと思います。カメラ/旅行/家電/日常/科学関連の話題が多めです。

【SIGMA FHR-11】リアフィルターホルダーの取り付け方を画像付きでご説明!

星景写真向けレンズとして人気の高いSIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art 017とSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art 018。このレンズはシグママウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント / ソニー Eマウント / Lマウントで展開されているレンズですが、キヤノンEFマウントのみ後玉部分にリアフィルターホルダーが取り付けられます。

 

そのため私もキヤノンカメラユーザでは無いのですがSIGMA 14mm F1.8 DG HSM Art 017をキヤノンEFマウント用レンズをマウントコンバーター経由で使用しています。

今回はそのリアフィルターホルダーの取り付け方を写真付きでご紹介したいと思います。

 

シグマに有償でコミコミ7700円+送料にて取り付けてもらうこともできますが、ご自身で取り付けた方が確実に安上がりです。そこで今回は、ご自身で取り付けることをおすすめすべく、写真付きで換装方法をご説明します。メーカーに依頼するか自分で交換するか迷っている方は参考にしてみてください。

 

公式リアフィルターホルダー FHR-11の取り付け方

準備するもの

・キヤノンEFマウント用レンズ

SIGMA 単焦点超広角レンズ Art 14mm F1.8 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応

SIGMA 単焦点超広角レンズ Art 14mm F1.8 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応

 
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art A018 | Canon EFマウント | Full-Size/Large-Format

SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art A018 | Canon EFマウント | Full-Size/Large-Format

 

 

 ・リアフィルターホルダーFHR-11

シグマ FHR-11 リアフィルターホルダー

シグマ FHR-11 リアフィルターホルダー

 

シグマ公式通販サイト以外から買うほうが安いです

 

・プラスの#0サイズの精密ドライバー

E-Value 精密ツールセット EPS-660

E-Value 精密ツールセット EPS-660

 

↑私が使用した精密ドライバー。もちろんこれでなくても大丈夫です。 

 

・お好みのフィルター

ポリエステル等のハサミでカット可能なものを購入してください

 

・ハサミ 

・油性マジックペン

 

換装手順

それでは写真付きでご説明していきます。 

 

まずレンズのリア部分の黒いプラスチック部分の3つのネジを外していきます。普通のネジですので反時計回りで緩みます。

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ネジを3本外せましたら、後玉を傷つけないように注意しながらプラスチックパーツを外します。どこにも引っかかったりしていませんので、スルッと外せるはずです。

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こんな感じに内部の基盤が露出しました。

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続いて、FHR-11を取り付けて行きます。左が元々のパーツで、右がFHR-11です。両方とも切込みが入っていますので (写真だと右部) 向きを間違うことはありません。はまるようにしかはまりません。

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FHR-11を載せてみました。

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ネジを締めていきます。#0のプラスドライバーでないとネジ穴が潰れる可能性がありますし、潰れなくても金属カスが出る可能性がありますのでドライバーのサイズは正しいものを使用しましょう。

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出来上がりました。念の為にブロアーでホコリを除去しましょう。

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続いてリアフィルターをカットしていきましょう。

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この型紙はFHR-11の付属品です。この型紙の下にフィルターを置いて、マジックペンで型をとっていきましょう。

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こんな感じです。もったいないので10cm四方のフィルターの角に型をとりました。

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ハサミでカットします。

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あとは耳の部分を手で摘んで、フィルターホルダーにセットします。

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出来上がりですね。純正パーツですので外れる心配はほぼありません。見てもらえるとわかると思いますが、型紙からカットするのが多少ずれても大丈夫なくらいの余裕スペースがあります。

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さいごに

ということでいかがでしたでしょうか。ネジを後玉やレンズ内部に落とすくらいのヘマをしなければ、やらかしてしまうリスクはほぼありません。ドライバーのサイズさえ間違えなければネジ穴を潰してしまうこともほぼないでしょう。

 

換装のイメージが湧きましたら幸いです。難易度はかなり低いですから、あとはご自身の心配性度合いと相談して、自分で装着するかメーカーに依頼するか決めてください。