理系20代の日常レポート

「こんな情報が知りたい!」と自分が思ったことを本能の赴くままに書いてみようと思います。カメラ/旅行/家電/日常/科学関連の話題が多めです。

エポスゴールドカードはポイント還元率2%以上を現実的に獲得できる高還元率カード

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一般庶民が生きていく上でクレジットカードのポイント還元率は非常に重要です。仮想通貨や株のようにハイリターンではありませんが、『ノーリスク』で『ミドルリターンが』『確実に』得られます。日本人はリスクを嫌って投資をしていない人が多いと言われていますが、ノーリスクであるクレジットカードを利用している人は結構多いのではないでしょうか。

 

リターンを得られるという意味では、『クレジットカードを使用する』という行為はある種の資産運用と言ってもいいです。このノーリスク資産運用のキモは、どれだけポイント還元率の高いクレジットカードを選択できるかという1点につきます

 

ちなみに最もハイリターンを得られる方法はポイントではなくマイルを貯めることですが、『マイルが溜まったら積極的に旅行にいくゼ☆』というような、旅行に対して高いモチベーションを持っている人でなければマイルの利用機会そのものがありません。

 

私のように、旅行は適度でOK、さらに移動手段はLCCを積極利用したいようなケチ人間にとってはマイルではなく普通のポイントを貯める方が良いですね。

 

そんなマイルに興味無しの私が、この度ハイリターンを得るためにメインクレジットカードを変更しましたので、今回の記事ではその紹介をしたいと思います。

 

【経緯】LINE PAYカードが改悪して使い物にならなくなった

今まで私は業界屈指のポイント還元率を誇っていたLINE PAYカードをメインカードとして使っていました。なんとポイント還元率2%でした。

(厳密にはクレジットカード(=後払い式)ではなくデビットカード(=先払い式)なのですが、それはどうでもいい話...)

 

しかもポイント還元率2%といいつつ、溜まったポイントを再度LINE PAYカードで使用でき、それに対してもポイントが2%付与され、そのポイントについてもさらにLINE PAYカードで使用でき...という無限ループを繰り返せるので、実際はポイント還元率2.0408%でした。

 

例えば100万円買い物をすると、ノーリスクで2万円貰え、その2万円で買い物すると400円貰え、その400円で買い物すると8円貰えた、つまり100万円を元手として2万408円を稼げたということです。

 

そんな大盤振る舞いをしていたLINE PAYカードですが、2018年5月いっぱいで無条件2%還元が終了してしまいました。

 

2018年6月からは、以下の条件に改悪されたということです。

 

  • ひと月あたり10万円を超えた分の買い物については、ポイント還元率なんと驚異の0%
  • "上位利用者"になり続けないとポイント還元率が0、0.5、1%のいずれかに減少してしまう

 

常識的に考えて上位利用者になるには月10万円を大幅に超える利用額が必要でしょうから、LINE PAYカードの魅力が大幅ダウンしてしまいました。正直全く使い物にならなくなったと言っても過言ではありません。先月約15万円も使用していたのに妻のポイント還元率が0.5%に下げられていたのにはびっくりしました。

 

そこで緊急で、次に乗り換える高還元率のクレジットカードを探しまして、エポスゴールドカードにたどり着いたのです。

 

年間100万円ちょうどの買い物をするならエポスゴールドカードは業界最高レベルの還元率!?

ということで本題に入りましょう。今回おすすめするのはエポスゴールドカードです。

 

上手く使えばLINE PAYカードのポイント還元率2%を超えることも可能です。その条件はこちらです。

 

  • 年間100万円を利用する
  • その100万円のうち50万円以上を、自分であらかじめ設定した3つのショップで支払う (意味不明だと思いますので詳細は後述します。また例外アリです)


この2条件でポイント還元率が2%を超えます。年間100万円ちょうど使用する」という1つ目の条件を守れれば最低でもポイント還元率1.5%は確保でき、そこから理論上最大2.5%までポイント還元率を順次伸ばすことができます。2つ目の条件をどれだけクリアしていくかによって、ポイント還元率が1.5~2.5%の間を変動していきます。

 

2つ目の条件は文章だと「???」だと思いますので後で詳細を説明しますね。ちなみに後述する方法を使えば「3店舗」という制約をかなり緩めることが可能ですのでハードルは思ったよりも低くなります。

 

年間100万円ちょうどの利用でポイント還元率は最低1.5%!

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エポスゴールドカードが高還元率になるのは上図のプレゼントサービスのおかげです。年間100万円以上利用すると、1万円分のボーナスポイントが付与されるのです。

 

100万円の利用で1万円のポイント獲得ということは還元率1.0%ということです。さらに通常の買い物にて最低0.5%分のポイントを獲得出来ますから、100万円利用した場合はトータルで最低1.5%のポイントをゲットできるということです。

 

注意点としては年間利用額が100万円を超えた瞬間が最も高還元率となる点です。それ以下の利用額でもそれ以上の利用額でも、平均ポイント還元率は低下してしまいます。

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グラフにしてみました。上記ボーナスポイントサービスのおかげで50万円と100万円の2点でポイント還元率がピークとなります。わざわざゴールドカードなどという変則的なカードを利用するのですから、年間利用額は100万円ちょうどを狙いたいものです。特に利用額が100万円を下回る場合、ポイント還元率が一気に悪化しますから、毎年100万円以上コンスタントに使用できる人にのみおすすめできるカードになります。

 

また年間利用額が100万円を大幅に超えてしまう場合、ボーナスポイントの1万円分が薄まってしまうことで、これまたポイント還元率が低下していきます。そういった人はエポスゴールドカードを100万円までのサブカードとして利用するのをおすすめします。

 

ちなみに我が家は、例年私が毎年150万円、妻が毎年50万円ほどクレジットカードを利用していますので、今後は夫婦でエポスゴールドカードを使用して、かつお互いが支払額100万円程度ずつになるように支払い担当を調整して利用したいと考えています。

 

”選べるポイントアップショップ”を利用して目指せポイント還元率最大2.5%!!

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私がエポスゴールドカードを新たなメインカードにした決め手がこの”選べるポイントアップショップ”サービスです。このサービスにより、ポイント還元率を理論上2.5%まで最大化することができます。

 

300以上のいろいろなショップから、よく利用するショップを最大3つまでエポスNetから登録するだけで、エポスカードご利用時のエポスポイントが『最大3倍』になります!

 

ということです。利用できるショップはこちらのページの「対象ショップ一覧」からご確認ください。

www.eposcard.co.jp

 

全国展開しているレベルの大手ショップはおおよそ網羅されていると思います。これらのショップのうち3つをあらかじめ登録しておくだけで、そのショップでの買い物の還元率が0.5%から1.5%に上昇します。その3ショップだけの利用に留めると、上記のボーナスポイントを加えて理論上最大2.5%まで還元率を向上させることができます。

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先ほどの青いグラフが、”選べるポイントアップショップ”サービスを利用することで、理論上赤い線まで持ち上げることが出来ます。

 

とはいえ、その3ショップだけの利用に留めるというのは現実的ではありませんよね。以下に、3ショップの利用率によってどの程度ポイント還元率が変化するのかまとめてみました。

 

年間100万円ちょうどを利用した際のポイント還元率です。

総額100万円使用に対する指定3店舗での支払い額 ポイント還元率
0円 1.5%
10万円 1.6%
20万円 1.7%
30万円 1.8%
40万円 1.9%
50万円 2.0%
60万円 2.1%
70万円 2.2%
80万円 2.3%
90万円 2.4%
100万円 2.5%

 

この表をもとに、皆さまがそれぞれどの程度のポイント還元率に持っていけるかをご検討していただければと思います。いずれの還元率であっても、非マイル派であれば十分なポイント還元率と思える人がほとんどなのではないでしょうか。

 

ポイント還元率を上げるための裏技

さて、”選べるポイントアップショップ”制度ですが、3店舗とは中々シビアですよね。ただ、この対象ショップ一覧を眺めていて、気づいてしまいました。これが対象になっているんです。(2018年6月現在情報)

 

モバイルSuica

 

すでに利用されている方はご存知でしょうが、ここ最近モバイルSuicaで支払いを出来るお店が非常に多くなっているんです。体感としてクレジットカードを利用できるお店の半分くらいはモバイルSuica払いが可能ではないでしょうか。

 

つまり、エポスゴールドカードでモバイルSuicaをチャージして1.5%分のポイントをゲットし、そのモバイルSuicaで日々の買い物をすれば、どの店の買い物でも1.5%分のポイントがゲットできるのです。


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ちゃんとポイント付与されることが、2020年1月現在、公式HPに明記されています。

 

この方法を思いついたので、私はエポスゴールドカードをメインカードとして利用することを決断しました。モバイルSuicaは基本的に1000円単位でチャージしますので、数十円レベルの端数のポイントの取りこぼしを防げるという副次的効果もあります

 

iPhoneだとiPhone7以上の最新機種であればApple Payが搭載されており、モバイルSuicaが利用できます。iPhoneは無料でモバイルSuicaを利用できるのもメリットですから、iPhone7以上の最新機種をお持ちでしたら積極利用してみましょう。

 

また、この”選べるポイントアップショップ”制度は各登録から3か月経てばショップを変更出来ます。保険、旅行、家電といった大きな支払いの度に計画的にショップを変更していけば、実質的に4ショップ以上の店でポイント還元率を1.5%に高めることが可能となります。

 

エポスゴールドカード利用の注意点

素晴らしい高還元率を誇るエポスゴールドカードですが、ゴールドカードなだけあってやや使いづらい一面を持っています。

 

具体的には年会費ですね。一度でも年間50万円以上を使用すれば翌年以降永久に年会費が無料となりますが、初年度だけ年会費5000円が必要となってしまいます。

 

高還元率のポイントと相殺できますが、5000円必要であることに代わりはありませんので残念な点です。

 

回避する方法としては、いきなりエポスゴールドカードを使用するのではなく、まずはノーマルカードを使用する方法があります。

 

ノーマルカードでしばらく使用していると、年会費永久無料でゴールドカードへの昇格のお誘いが来るというのです。このインビテーションを待つのであれば5000円は不要です。しかしその間のポイント還元率は0.5%に激減してしまいます。目安として総額50万円程度の利用まででインビテーションを受けられればお得となりますが、50万円以上利用してからのインビテーションだとむしろ最初から5000円を払ってゴールドカードにしていた方がお得となります。どちらにするか悩ましいところです。

 

私たち夫婦は、いつ来るかわからないインビテーションを延々待つ方がリスクだと判断しましたので、5000円×2人払うのを承知で最初からエポスゴールドカードを申請しました。

 

また年会費5000円を相殺する方法として、入会キャンペーンがあります。下図リンクより内容を確認できます。

 

エポスカードは、ほぼいつでも入会キャンペーンで数千円のキャッシュバックを行っています。そのキャンペーンで可能な限り年会費を取り戻そうということです。

 

時期によって金額やキャッシュバックの条件が細かく変わるのですが、2018年6月でしたら無条件でも最低2000円、条件を最大まで満たせば最大8000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。

 

色々探しましたが、残念ながらどこのHPを経由しても金額は同じでした。

 

まとめ

ということでポイント還元率視点でのエポスゴールドカードをおすすめする記事でした。

 

  • 年間100万円を少し超えるくらいの額を利用する
  • モバイルSuicaの積極利用に抵抗が無い
  • 初年度だけであれば年会費5000円を払っても問題ない

 

この3点に合致している人や、特定の店でしか買い物をしないという人であれば非常に強力なクレジットカードとなりますね。

 

銀行に普通に預貯金していても利子は雀の涙ですから、こういったところでお金を得て節約したいところです。「クレジットカードを持つと際限なく使っちゃう」というような特殊な人以外にとっては全くのノーリスクで得られるお金ですからね。

 

また入会キャンペーンはたいてい、「入会後〇日以内に〇万円以上の買い物で〇円相当のポイントをプレゼント!」という内容が含まれていますので、何か大きな買い物の予定があればそれに合わせて入会すると良いですね。

 

今回の趣旨からは外れますので紹介しませんが、ゴールドカードなだけあって、海外旅行保険自動付帯や、空港でのラウンジ利用なども可能だそうです。そういうサービスに興味がある人も一度公式HPを覗いてみてください。

 

【最後に】紹介サイトの情報は参考程度にした方がいい話

この記事では結論としてエポスゴールドカードをおすすめしているのですが、あくまで『私の生活スタイルではエポスゴールドカードが最高還元率になると判断した』というだけの記事です。そのため読者様の生活スタイルによっては別カードの方が高還元率になることも十分あり得ます。よって本記事は、あくまでクレジットカード探しの参考の一つにしてもらえればそれでOKという軽いスタンスです。

 

ということでクレジットカード探しの注意点を一つご紹介です。

 

クレジットカード紹介サイトのランキングはあまり過信しないようにしましょう。

 

例えば某有名比較サイトなどで高還元率カードを検索してもエポスゴールドカードは上位に出てきません。また今まで、超高還元率カードであったLINE PAYカードがこの手のサイトで掲載されているのも見たことがありません。

(LINE PAYカードは厳密にはクレジットカードではありませんので仕方ないといえば仕方ないのですが...)

 

この手の紹介サイトは、嘘の情報こそ書いていないものの「このカードを使ってもらいたい」という書き手の思惑が随所に込められているということですね。大人の事情というやつです。

 

では!!