こんにちは、げがんげんです。
今回は大学生向けに、大手メーカーに勤務した場合の年収推移の一例をご紹介したいと思います。げがんげんの年収推移ですね。
まず私の勤務先について触れておきます。私の勤める会社は、東証のスタンダード市場に上場する中堅化学系メーカーです。第二次就職氷河期を脱しつつあった2014年当時の大学院卒総合職の新卒基本給は244,000円でしたね。
また入社して以来の毎年の賞与額は基本給の4〜6ヶ月程度でした。
大学生の頃は全く分かっていませんでしたので念のために記載しますと「基本給」(すなわち新卒1年目だと上記の244,000円) の5〜6倍の額がボーナスとして頂けるということです。社会人になりたての頃は「大手でもないこんな会社で本当にそんな大金もらえるのか?」と思っていましたので嬉しい誤算だったことを覚えています。
では早速、げがんげんの年収推移です。
毎月40時間程度の残業代と家賃補助2.5万円が含まれていたり、会社の業績が悪化してゴリゴリボーナスが削られるなどしていますので、ほとんど何の参考にもならないことをご了承ください。
新卒の頃は基本給244,000円×18ヶ月=439万円がベースとなる年収でした。ここから毎年、月7000円ほど昇給していますので、年間だと12万6千円程度ずつベース年収が増加しています。9年目、32歳の現在は540万円ほどが残業しなくても頂けるベースのお給料で、そこに家賃補助年間30万円とみなし残業代が加算されている状態ですね。昨年子供が産まれてからは扶養手当年間18万円もいただいています。
生活のために残業しているつもりはありませんが残業代には本当に助かっていますね。げがんげん家の生活費は月平均30万円ですから、もし妻が専業主婦かつ残業代がゼロだと資産形成がほとんど進んでいなかったでしょう。
大学生のころは「残業させる会社はブラック」と決めつけて企業の平均残業時間を見ながら就活していましたが、資産形成上はある意味間違っていたということです。
ただ注意しないといけないのは、残業とはすなわち時間を切り売りしてお金を稼いでいる状態だということです。それで良いのかは自問自答したほうが良いでしょう。自分の価値観を定期的に見直すことが重要だとしみじみ思いますね。
だから私は成果報酬型の副業であるブログで広告収入が得られるようにしましたし、最近は残業時間を削るべく週報や月報などの会社の利益に結びつかない無意味な業務をサボるようにしています。
大学生の頃は残業を憎み、入社してからは残業を愛し、そして会社外での収入が増えてきた最近はまた残業を憎むようになってきたということです。考えは常に柔軟に、その時その時の最適解を追求していきましょう。
話が完全に逸れましたが、特に学生の方の参考になれば幸いです。