花粉症シーズンですね。花粉症で鼻が詰まって重い頭痛になって微熱が出続ける私としてはツラい季節がやってきました。そんな私ですが、花粉症の初期症状が出てきたので病院に行ってきたのです。
でも耳鼻科ではありません。
内科の病院に行ってきました。
花粉症は内科でも診てくれるのです。
内科に行った感想は
「内科最高!もう二度と花粉症で耳鼻科には行かない!」
です。
ということで今回は私が花粉症で内科受診するのをおすすめする理由を書いていきたいと思います。
花粉症で内科受診をオススメする最大の理由が待ち時間の短さです。 地域差や病院の人気などにも左右されますが、どこの耳鼻科も花粉症シーズンの土曜日などは非常に混んでいます。駐車場は満杯で立ち往生、やっと病院に入れば待合室で2~3時間くらいは平気で待たされます。 毎年花粉症で耳鼻科のお世話になっている人だと似たような経験をしていませんでしょうか。 しかし内科は違いました。世間一般では「花粉症=耳鼻科」のイメージが定着しているせいか、花粉症目当てで内科を受診している人がほとんどおらず、普通の待ち時間なのです。 また病院数の違いも大きいです。厚生労働省が公表している「医療施設(動態)調査・病院報告の概況」によると内科、呼吸器内科およびアレルギー科は日本に約10,000施設あるのに対し、耳鼻咽喉科は日本に約2000施設しかありません。病院数が少ないのですから花粉症シーズンに耳鼻科がパンクするのも当然です。 以上の理由で内科と耳鼻科は待ち時間が全く異なります。私が内科病院に伺ったときは待ち時間は30分程度でした。 本当に最高でした。早すぎてびっくりしましたね。 皆様の中には「内科で花粉症をまともに診療してくれるのか?」と疑問を持っている人もいらっしゃるかと思います。 内科の先生にも得意分野と不得意分野が当然ありますから、アレルギー関係が苦手という先生もいるとは思います。しかし実際のところ、アレルギーは一般的に内科の分野に含まれますので全く問題なく診療してくれます。 さて、興味深いことにそんな内科の先生に診療してもらうと、提案される処方薬が耳鼻科と少し違うことがしばしば起こります。 耳鼻科は問答無用で「抗アレルギー薬、点鼻薬、目薬の3点セット、はい以上!」というパターンが多いと思います。しかし例えば昨年私が受診した内科では例年の症状をしっかりと聞いてくれた上で抗アレルギー薬、目薬、タンを切る薬の3点を処方してくれました。この淡を切る薬が凄かったのです。私の花粉症に劇的にマッチしたようで、鼻詰まりが例年よりも劇的に改善しました。 耳鼻科の先生は流れ作業になってしまっている側面があるということです。周りの花粉症仲間に聞いてみても、そんな薬を耳鼻科で処方されたことは無いとのことでした。もっと早くこの薬に出会いたかったですね...。 ちなみに他にどういう薬の選択肢があるのか質問したところ、漢方薬、気管支を広げる貼り薬、咳を鎮める薬などなども症状によっては処方すると言っていました。流石、内科の先生ならではの選択肢ですね。 ということで、先生の当たりハズレにも左右されますが、大忙しの耳鼻科よりもしっかり丁寧に診療してくれる傾向が高いのも内科のメリットです。 とはいえ、内科にもデメリットがあります。 院内感染です。 インフルエンザウイルスや何らかの細菌などなどが耳鼻科よりも高密度で存在している可能性が高いですので、感染症をもらってこないようにだけ注意しましょう。(といっても耳鼻科でもインフルエンザ患者や風邪の患者は受け入れていますから大して違いはないかもしれませんが。) 念のために、マスクを着用して来院すべきですし、病院を出た直後には手やスマホ等をアルコール消毒しておくべきです。消毒用アルコールはどこの病院にも必ず設置されているはずですので面倒くさがらずにぜひ使用してください。 なお有名どころのノロウイルスはアルコール消毒が無効ですので注意しましょう。次亜塩素酸 (ハイター) でないと死滅しません。それ以外のウイルスや、風邪・胃腸炎の原因となるような一般細菌はアルコール消毒で大丈夫です。 今回の記事ではあえて具体的な薬の名前を挙げませんでした。特定の医療用医薬品を宣伝することは薬機法だか何だかの法律違反だったような気がしますので、気になる方は実際に病院で先生に相談してみてくださいませ^^ また私はあまり目に症状が現れないのでお世話になったことがないのですが、目の症状がメインの方は眼科に行くのもアリだという噂を聞きました。耳鼻科や内科と異なり眼圧検査等が出来るので、そういう点ではメリットだということです。 ...ということで今回は花粉症のお話でした。花粉症ツラいですよね。花粉症を完治させる唯一の方法と言われている減感作療法にもチャレンジしてみたい今日この頃です。もっと普及してくれないものか...。今年は諦めて内科で同じ薬をもらってこようと思います。 (2019.2追記) 舌下減感作療法はじめました!!後日記事にします!! みなさんも自分に合った薬に出会えるといいですね^^ それでは今回はこのへんで。 (追記) 劇的に花粉症が改善する花粉症対策法について記事にしました。内科のメリット① 待ち時間がとにかく短い!
内科のメリット② 処方薬の提案が新しいこともある
内科のデメリット 感染症にだけ注意!!
最後に